多発性硬化症センター
診断と疾患活動性評価
診断基準
(1)、(2)とも満たすことが必要です。
(1)脳、視神経と脊髄に2個以上の病巣があります。
(2)再発や慢性進行がみられます。
(1)、(2)はMRIその他の検査で証明しても良いことになっています。
腰椎穿刺・脊髄液検査
- 診断 IgGの増加、IgGオリゴクローナルバンド(きちんとした測定法でないと意味がありません。せっかく、痛い思いをするわけですからIgGオリゴクローナ ルバンドの検査は重要なので、同時に採血検査をして血液中のバンドと比較していない検査法では判定できません。未だにこのような検査法が国内ではまかり 通っています。主治医の先生に確認しましょう!)の出現。
- 疾患活動性の判定。
MS病勢が活動性であることの指標として(新たなMRI病巣、臨床症状やの出現や既存症状の増悪の程度に加えて)、髄液細胞数増加とその細胞膜抗原のサイトフローによる解析で、CD4+CD25+細胞 (活性化ヘルパーT)細胞数の増加(2%以上は活動性)、各種サイトカイン、細胞接着分子(ICAM-1等)などの増加等が利用されます。
MRIによる定期的な専門的評価が重要
脳では症状として自分も医師もつかめない病巣が90%であるので、MRIでしか病気の再発、活動状況をつかめないことの方が多い。
T2法、マグネタイゼデョン・トランスファー法、FLAIR法: 最も感度よく正確に病巣全体を見られます。
造影MRI:血液から脳、脊髄へ漏れる場所があると、漏れだした造影剤が写ります。現在進行中の一定以上の大きさの活動病巣がわかります。
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