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検査科

検体検査

血液検査

生化学検査

生化学検査とは血液中に含まれる酵素やホルモンなどの様々な成分を分析する検査で、病気の診断、治療の判定などに利用します。
それぞれの項目だけでなく、複数の項目の組み合わせで診断することもあります。
また、調べる臓器によって検査項目が異なります。

生化学検査01 生化学検査02 生化学検査03

当院の検査室で使用している自動分析器です。
血液を遠心分離して得る、血清や血漿を検体として用います。

※採血時に赤血球が壊れてしまうこと(溶血)が起こると、検査結果に影響が出ることがあるため、再採血をお願いする場合があります。

血液学検査
1.血液算定検査

血液学検査の一種で、赤血球・白血球・血小板の数などを測定し、全身状態を把握する検査です。この3種類の細胞数とヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値などを分析機で測定することを血球算定といいます。
また、必要に応じて白血球を主要な5種(好中球・好酸球・好塩基球・単球・リンパ球)に分類することもあり、これを白血球分画分類といいます。

血管算定検査01
当院の検査室で使用している自動血球計算機です。採血した血液をそのまま検体として用います。

血管算定検査02

主要な5種の白血球です。それぞれ違った役割を持ち、体を細菌などから守っています。

2.凝固機能検査

血液がきちんと固まり、正常に止血する機能があるかを調べる検査です。
血液に試薬を加え、固まるまでの時間を測定します。
また、ワーファリンなどの血液を固まりにくくする薬のモニタリングにも利用します。

輸血検査
1.血液型

血液型には多くの種類がありますが、ここではABO式血液型とRh式血液型を検査しています。この2種類は、輸血の際に必ず必要な血液型です。
血液に試薬を加えて検査します。

2.不規則抗体スクリーニング

ヒトは自分以外の血液成分を輸血されたりすると、血液成分を拒絶する物質(不規則抗体)を作ってしまうことがあります。
この抗体の有無を調べる検査です。
不規則抗体は、以前に輸血を受けたことがある人、妊娠・出産経験のある人が持っていることがあります。

3.交差適合試験

輸血に伴う副作用を防止するために行う検査です。クロスマッチともいいます。
輸血を受ける人(受血者)の血液と、ドナー(供血者)の血液を混合し反応の有無をみます。

交差適合試験
ガラス試験管を用いて検査を行います。

血液ガス

動脈血を採取して、酸素を取り込む能力や二酸化炭素を排泄する能力や、肺が正常に機能しているかなどを調べる検査です。

血液ガス検査:自動分析器
当院で使用している自動分析器です。

尿検査

腎臓の健康状態を知ることができます。
腎臓の病気は、進行するまで自覚症状がないことも多く、尿検査で早期診断ができることがまれではありません。
糖尿病のある方は、とくに腎臓を悪くしやすいので、定期的に尿検査を受けられることをお勧めします。
また膀胱炎や腎盂腎炎など、感染症を診断する際にも必須の検査です。

尿定性検査

試験紙を用いて行う検査で、尿中の対象物質についての異常の有無を調べます。
主に糖、タンパク、白血球、赤血球、細菌などが対象物質となります。
同時に尿の色や濁りも見ます。

尿沈渣検査

尿を遠心分離し沈殿した成分を尿沈渣といい、白血球、赤血球、結晶、細菌などが含まれます。
これらを顕微鏡で観察し、数や有無を調べる検査で、腎臓病や腫瘍などの評価に欠かせません。

※この検査は、最低でも10mlの尿量が必要です。提出していただいた尿量が少ない場合、再採尿をお願いする場合があります。

便潜血検査

胃潰瘍や大腸癌など、腸管から出血する病気の診断に役立ちます。

細菌検査

細菌検査では、血液や尿、便、痰のなかに、どういう細菌がいるかを調べます。
例えば肺炎を起こした場合に、肺のなかにどんな病原菌がいるかを調べることができます。
病原菌が見つかった場合、検査室では、さらにどの薬がその菌に効くのかを検査し、主治医が治療薬(抗生物質)を選択する際に役立ててもらえるようにしています。
他に、食中毒の原因菌や、膀胱炎の原因菌など、様々な病原菌をみつけることができます。

また、細菌検査室のスタッフは感染制御チーム(Infection Control Team、ICT)としても活動しており、医師や看護師、薬剤師と共に院内感染対策に積極的に取り組んでいます。