国立病院機構|宇多野病院|関西脳神経筋センター

部門紹介 > 薬剤科 > お薬情報 

病院紹介

部門紹介

お薬情報

お薬の正しい知識

お薬はあなたの現在の病気に処方したものです。病気にとって効果が得られるように作られています。しかしその効きめも指示されたとおりに服用しないと期待できないことはもとより、逆に予期しない症状があらわれてしまう場合があります。

また他のお薬と併用すると副作用が現れたり、相手のお薬やこのお薬自体の作用が強まったり弱まったりすることがあります。

服用中に何かいつもと違うと感じたり、他のお薬を併用するときは必ず主治医または薬剤師に相談しましょう。

そして主治医の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめたり、ふやしたり、他の人に与えたり、別の病気に用いないようにしましょう。

お薬の保管は、 湿気、高温、直射日光を避け、子供さんの手の届かないところに保管しましょう。

古いお薬は服用せず、余ったお薬は薬局に戻すようにして下さい。

では、お薬の正しい使い方について考えてみましょう。

薬の服用は指示のとおりに

高熱の場合や痛みの激しいときなどに服用するものを頓服薬といい、これはたとえば1回1錠、3回分というように指示され、その症状のあるときのみ服用します。

また、薬の袋には、「1日3回、1回につき3錠を食後服用」といったように量や飲み方の指示がされています。これは薬の効果が十分にあらわれ、副作用がすなくすむように考えられているからです。

薬が効果をあらわす時間は、薬の種類や剤形、量によってちがい、数時間のものから24時間も効いているものもあります。

指示された回数や時間、量を守らないと、効果があらわれなかったり、ときには副作用が出ることもあるので、勝手に服用回数や飲み方、量を変えることをしてはいけません。

服用回数や時間、量を守ろう

薬はその人の病気に合わせて飲む回数や時間、量が決められています。勝手にその指示を変えると、効果が期待できず、副作用が出る場合もあります。

服用時間の目安

  • 食前
    胃の中に食べ物が入っていないときです。食事をするおよそ15分~30分前
  • 食直前
    今は胃の中がからっぽですが胃の中の食べ物が薬の効果にじゅうようである場合です。
  • 食後
    胃の中に食べ物が入っているとき。食事をしてからおよそ15分~30分後
  • 食間
    食事と食事の間のことで、朝食と昼食の間。食事中に服用することではありません。
    食事と食事の間で、およそ食後2時間ぐらい
服用方法を守ろう

一般に、薬は十分な量の水かぬるま湯で飲むように指示されています。水を用いずにそのまま薬を飲むと、薬が溶けにくくなり、食道にへばりついて、そこに悪影響を及ぼしたり、胃に強い負担をかけることになってしまいます。

また、それ以外のもので飲むと、さまざまな影響が出てしまうことがあります。

服用時の注意を守ろう

副作用の発生を防いだり薬の効果を正しく発揮させるために多種多様の剤形があります。錠剤、カプセル剤などを服用するときは次のような注意を守りましょう。

錠剤・カプセル剤胃では溶けず、腸ではじめて溶けて効くようにつくられたものがあります。むやみに噛んだりつぶしたりしてはいけません。乳幼児には原則として使用してはいけません。

液剤:主成分が沈んでいたりしますのでよく振ってから飲みましょう。薬を汚染する原因となるので、瓶に直接口をつけたり、飲むときに使ったスプーンを薬の入った容器に入れてはいけません。

また、目薬の容器の口を直接目につけてはいけません。

併用をさけよう

薬を併用すると、お互いの作用が弱くなったり、強くなったりして期待する効果が得られないことがあります。また、思わぬ副作用が現れたり、正確な診療のじゃまになることがあります。持に医師の指示で薬を使用しているときには、医師の了解を得ないで他の薬を使用してはいけません。

高齢者の薬の使用は特に注意しよう。
お年寄りは、血圧の薬や心臓の薬など、薬を併せて使用することが多くなります。使用期間も長くなりがちです。また、お年寄りはどうしても肝臓、腎臓などの働きが弱くなっています。

このため薬の作用が強く出過ぎたり、思わぬ副作用が出ることがあります。

したがって、お年寄りは、薬の使用量など特にその使い方に注意する必要があります。医師・薬剤師などの専門家から服薬指導を十分に受けて、正しく使いましょう。

小児・妊婦・授産婦・高齢者に対する注意

身体的な面で影響をもっとも受けやすい小児や高齢者への薬の投与は慎重に行わなければいけません。では、どのような注意が必要なのでしょうか。

小児の場合

小児は生体機能が未発達のため、薬の負担がかかる肝臓や腎臓の働きも十分ではありません。そのため薬の投与は、年齢や体重、あるいは体表面積に応じて用量が決められています。

妊婦の場合

妊娠中の母体はいろいろなホルモンの影響で、薬による副作用があらわれやすいのですが、糖尿病や甲状腺機能異常などの病気をもっている場合には適切な治療が必要です。特に、勝手な自己判断による薬の服用は、胎児の発育に影響をおよぼすこともあるので、産婦人科の医師または薬剤師に相談しましょう。

授乳婦の場合

母親が薬を服用すると、多くの薬が血液を通して母乳に移ります、そのため、授乳によって、新生児や乳児などへの影響が考えられるため、薬を服用する際には産婦人科の医師または薬剤師へ相談しましょう。

高齢者の場合

年とともに体の組織や臓器の変化、またホルモンなどの分泌機能が弱まり、投与した薬の効果にも変化があります。このような高齢者における薬の効果には個人差が大きく出ますが、一般的に高齢者に薬を用いる場合、成人より少なくしてあります。

薬の保管

冷蔵庫に入れる、光の当たらない場所に置く、湿気に注意するなど、薬の決められた保管方法は、その効きめを保つ上で重要な事項です。その注意点を見ていきましょう。

乳幼児・小児の手が届かない所に保管しよう

最もこわいのは乳児・小児の誤飲です。そのおそれのある場所に薬を放置しないように注意しましょう。不要の薬は子供の目に触れないように処分することが大切です。

当院でもらわれた薬は薬剤科で 安全かつ完全に処分いたします。

湿気、日光、高温をさけて保管しよう

薬は湿気、光、熱によって影響を受けやすい物です。密閉できる容器に薬袋ごと入れ、直射日光があたらず、暖房器具から離れた場所に保管しましょう。

薬以外のものと区別して保管しよう

誤用を避けるために、飲み薬とぬり薬は区別して保管しましょう。 また農薬、殺虫剤、防虫剤などと一緒に保管してはいけません。

他の容器へのいれかえはやめよう

薬を使い古しの他の容器に入れかえることは、内容や使い方がわからなくなり、誤用や事故のもとになります。

古い薬の使用はやめよう

保存条件・時間によっては変質します。古い薬や変質した様な外観に異常がみられる薬については、使用前に医師、薬剤師に相談しましょう。

ページトップへ